ロシアのウラジミール・プーチン大統領は、両国関係を緊張させているシリア紛争について協議するため、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン首相と会談する予定である。
モスクワはシリアにとって重要な同盟国であり、一方トルコはシリアのアサド大統領を追放しようとしている反政府勢力を支援している。
10月、トルコはロシア製の防衛装備を積んでいたとしてシリア行きの飛行機を拿捕したが、モスクワとダマスカスの双方がこれを否定した。
イスタンブールでの会談ではエネルギー問題にも焦点が当てられると予想される。
「大きな違い」

月曜日の会談を前に、プーチン大統領の外交政策担当首席補佐官は、双方がシリアについて「詳細な協議」を行うだろうと語ったと伝えられている。
ロシアのインターファクス通信によると、ユーリー・ウシャコフ外相はまた、このような「意見交換が、立場の一致にはつながらないとしても、少なくとも互いの行動に対する理解を深めることにつながることを期待する」と述べた。
トルコ政府はロシアがダマスカスから距離を置こうとしていると考えているが、現在のところこの主張を裏付ける証拠はほとんどないとイスタンブールのBBCのジェームズ・レイノルズ記者が伝えている。
モスクワはまた、シリア政府と数十億ドル相当の武器契約を結んでいる。
そのため、プーチン氏とエルドアン氏は、シリア問題で両者を隔てる単純かつ根深い相違を克服する方法を見つけるのに苦労するかもしれない、と本紙特派員は付け加えた。
プーチン大統領はまた、NATOにトルコとシリアの国境にパトリオットミサイル防衛システムを配備するよう要請するなど、トルコの最近の動きについて懸念を表明するとみられる。
トルコは、これは純粋に防衛的な動きだと主張しているが、ロシアは、不安定な地域の安定を弱めることになると警告している。
健康に関する噂
イスタンブールでの会談は、プーチン大統領にとって10月のタジキスタン訪問以来初のロシア国外訪問となる。
ロシアのメディアの報道によると、60歳の熱心なスポーツマンは腰痛に悩まされているという。
ロシアと緊密な関係にあるベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領は先週、ロイター通信に対し、プーチン大統領が最近柔道で「背骨を捻挫した」と語った。
日本では、野田佳彦首相が「プーチン大統領の健康状態が悪い」ため予定していた訪問を延期したと地元メディアが報じた。
しかし、プーチン大統領の報道官ドミトリー・ペスコフ氏は、大統領の健康状態に関する噂は「誇張されている」と述べ、こうした憶測を軽視しようとしている。


